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日本文学
学生時代に宇宙人というあだ名をつけられた過去を持つ、任官7年目の裁判官・安堂清春。極度の偏食で、感覚過敏、毎日忘れものをし、落ち着きがなく、人の気持ちが分からない。いまだに悩まされる特性を持ちながら、日々事件に向き合っている。7千万円を盗んだとされる女性銀行員が囁いた一言、飼い犬の殺害事件にひそむかすかな違和感。彼はわずかな手がかりから、事件の真相を明らかにしていく。そんな中に現れた、冤罪を訴える男。殺人の罪で服役した彼を誰も相手にしないが、安堂はなぜか気にかかり……。その再審請求の裁判に現れたのは、検察ナンバー3と言われる地位にいる、安堂の父だった。検事と裁判官、父と子の正義がぶつかり合う、逆転の法廷ミステリー!