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日本エッセイ・随筆
【内容紹介】
生と死、ここと彼方、鬼と神々と精霊と動物と子どもたち。
生まれ清まり、くりかえしやってくる祝祭とは何か。
いくつもの夜をめぐる物語の記録と記憶=フィールドノート。
「祝祭と絵本。両者に共通する〈遊びの精神〉こそは本書が追い求めるものだったかもしれない」(「あとがき」より)。
◎著者による貴重な写真多数!
【主な神々・人物・場所など】
春の鬼/天狗/動物たち/小さな神々/天竜川/わらべうた/つみあげうたの絵本/はっぴぃさん/火の神様/海からやってきた小さなひと/男鹿半島/まれびと/沙流川/オキクルミ/知里幸惠/砂澤ビッキ/のまどくん/アンモナイト/黒曜石/さかさまの世界/柳田國男/折口信夫/澁澤龍?/ロジェ・カイヨワ/三人の瀧口さん/アンドレ・ルロワ=グーラン/菅江真澄/瀬田貞二/堀内誠一/梶山俊夫/タンゲくん/としがみさま/ソロー/岡本太郎…
【主な祭】
奥三河の花祭/男鹿のナマハゲ/奈良・長谷寺「だだおし」/春日若宮おん祭/諏訪の御柱祭/島根県・美保関「諸手船神事」/「青柴垣神事」/石垣島「アンガマー」/赤マタ・黒マタ…
【目次】
はじめに
I 祝祭と絵本
II 祝祭と子ども
春の鬼
よあけの晩に-わらべうたの世界
つみあげうたの絵本
片山健の油彩画展「濃密な記憶と懐かしい匂い」を見る
「はっぴぃさん」を待ちながら 荒井良二の〈日常journey〉
ミロコマチコの動物たち
絵本のウポポイ スズキコージ『ヤッホー ホイホー』
III 神々の遊ぶ庭
木から出た熊 藤戸竹喜
木の精霊と湖の時間 三人の瀧口さん
砂澤ビッキの木彫と出会う
不可視の世界 沙流川のほとりで
黒曜石の夢
IV 夜に生まれる
大いなる遊び ロジェ・カイヨワ『石が書く』
さかさまの世界
子どもは小さな原始人 岡本太郎と日本の絵本
火の神様 nakaban『ダーラナの ひ』
『鹿踊りのはじまり』 宮沢賢治・作 ミロコマチコ・絵
七人が世界を救う 『七人のシメオン』大畑いくの・絵
リリックの人 『惑星』片山令子
結晶を夢みるアンモナイトのように
未来へのノスタルジー アキ・カウリスマキ監督『枯れ葉』
センス・オブ・ワンダー ニブロールの舞台
はるかなる視線 山田せつ子のダンス
夜に生まれる 詩の国イランの絵本
本書に登場する主な祭
奥三河の花祭 / 石垣島の「アンガマー」
石垣島の「赤マタ・黒マタ」 / 男鹿の「ナマハゲ」
奈良・長谷寺の「だだおし」 / 春日若宮おん祭 / 諏訪の「御柱祭」
島根県・美保関の「諸手船神事」 / 美保関の「青柴垣神事」
鹿踊り / イランの「シャベ・ヤルダー」
あとがき 絵本から祝祭へ
【著者略歴】
寺村摩耶子 Mayako Teramura
大阪生まれ。著書に『古い絵本の物語』『オブジェの店 瀧口修造とイノセンス』(青土社)、『まれねこ』(鳥影社)、『絵本の子どもたち』(水声社)、『絵本をたべる』(青土社)など。
2012年より祭をめぐるフィールドワークに参加。
『聖民俗学 I』(安藤礼二・谷川晃一・寺村摩耶子、2013年)発行。