単行本(実用) 建築学 風土建築をつくる旅 / 小林広英

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Nome do produto em japonês: 単行本(実用) 建築学 風土建築をつくる旅 / 小林広英
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Número de controle: BO5019259
Data de lançamento: 21 Mar 2026
Fabricante: 学芸出版社

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建築学
【内容紹介】
日本、アジア、南太平洋、アフリカにおける調査・再建・新作15プロジェクトのドキュメント。
「地元の技術・材料・住民」という3つの地域資源にこだわる地域固有の建築は、無事に建ち上がり、使われ続けるか?近代化と伝統の間で揺れる集落の人々の姿は、グローバル化とローカリティの間で葛藤する都市住民にも示唆をくれる
【目次】
1章 風土建築を伝統構法で再建する
1 30数年ぶりに建ち上がった伝統集会施設の行末
──ベトナム・ホンハ社/ベトナム山間部の伝統集会施設グゥール
・長老ナムさんの“拒否反応”から始まったグゥール再建
・異なる民族が共存する、ホンハ社ならではの形態を探る
・素材を森林から調達し、適材適所に使い分ける
・長老から若者へと伝承される、経験的建設技術
・設計図は、長老衆の体に記憶されていた
・伝統と現代との間で揺れ動く集落住民
2 伝統住居はサイクロン災害を乗り切れるか
──フィジー・CATD/フィジーの伝統住居ブレ
・自力建設のマニュアルをつくりたい─ボラさんの思い
・この村では漁師が伝統建築をつくる
・海と山で使い分ける材料、変わる形
・ユニークな装飾バランバランとマキタ
・ザウタタ村にもあった身体尺
・サイクロン災害に、伝統技術を用いる挑戦は続く
3 高床住居を再建し、観光振興を目論む人々
──タイ・タップラー村/モクレン族の伝統住居オーマック
・インド洋津波災害で変わった、海洋少数民族の暮らし
・集落長老サさんと伝統住居の模型を組み立てる
・真夜中に始まる儀式、魔法のような加工技術
・やはりタップラー村にもあった身体尺
・観光振興に伝統住居を利用する住民と、その顛末
4 伝統集会施設 vs 擬似伝統集会施設
──ベトナム・アカ集落ベトナム山間部の伝統集会施設グゥール
・増えていくコンクリート製の集会施設
・調査で訪れるたびに朽ちていく伝統集会施設
・5年がかりで困難を乗り越え、住民全員で再建に取り組む
・多彩な身体尺の設計技法を披露する長老の息子
・伝統集会施設の継承にベトナムの大学と行政が取り組む
考察1 | 風土建築を成立させる3つの地域資源
2章 風土建築をフィールドワークする
5 半乾燥地域に生きる、泥の建築文化とその変容
──ブルキナファソ・ラングェロ集落/農耕民カッセーナの伝統住居
・西アフリカ半乾燥地帯の泥建築と草建築
・カッセーナの集落での盛大な歓迎式?
・50年で進んだ伝統的な集落構成の変容と崩壊
・社会適応で増えるトタン建築、環境適応できるのは泥建築
・泥建築に見る身体尺の適用法
・現代の生活と乖離した伝統住居のあり方
6 100棟もの伝統住居が徐々に失われていく集落
──フィジー・ナバラ村/フィジーの伝統住居ブレ
・集落が幸せになるためのチーフの教え
・ブレに暮らし、生きた伝統を守り継ぐナバラ村の人々
・伝統住居ブレをめぐる、若者たちの葛藤
・サイクロン災害を契機とする伝統住居の減少と集落の未来
7 築100年の茅葺き民家が模索する新たな関係人口の形
──福井県大飯郡おおい町名田庄/名田庄の茅葺き民家
・無住集落で茅葺き民家を再生した移住者との出会い
・集楽庵の建築的特徴を調査する
・郷土史家に聞いた、“てんごり”による共同作業の詳細
・茅葺き民家を“第二のふるさと”として継承する
8 古文書からわかった集落住民による共同建設の全容
──富山県砺波市五郎丸地区/砺波散村の伝統住居アズマダチ
・砺波散村の民家と屋敷林
・建設プロセスを建設当時の普請帳から読み解く
・建設の手伝いに従事する多数の集落住民
・イエの共同性から地域の景観を考える
論考2 | 風土建築の設計方法─知的資源としての身体尺
3章 新風土建築を試行する
9 セルフビルドの竹構造農業用ハウス
──日本各地|バンブーグリーンハウス
10 里山と連環する建築プロジェクト
──滋賀県近江八幡市 キャンディーファーム/たねや農藝
11 地域活動拠点を形成する空き家改修プロジェクト
──和歌山県串本町|サテライト古座
12 足場用単管と竹材を利用した農舎づくり
──滋賀県近江八幡市|百菜劇場農舎
13 古民家を“営み”としてつなぐ宿
──新潟県妙高市|MAHORA西野谷
14 里山資源を活用した防災ベンチ
──兵庫県南あわじ市|南あわじ防災ベンチ
15 在地資源でつくる持続可能な衛生環境
──マラウイ・ムジンバ県 マラウイし尿分離型共同トイレ
コラム | 風土建築をめぐる活動の萌芽を振り返る
おわりに─風土建築から学ぶこと
【著者略歴】
1966年生まれ。
大阪市出身。
1990年京都大学工学部建築学科卒業。
1992年京都大学大学院工学研究科建築学専攻修了。
1992年マンチェスター大学奨学生。
1993?2001年昭和設計勤務。
2002?2009年京都大学大学院地球環境学堂(人間環境設計論分野)助手(2007年4月より助教)、2009?2018年同大学院准教授を経て、2018年より同大学院教授。
博士(地球環境学)。
2019年ベトナム・フエ大学名誉教授。
地域に根ざす設計技術・地域に根ざす人間居住をテーマに研究・実践に取り組む。