商品説明
アジア史・東洋史
【内容紹介】
歴史をプロパガンダの手段にしてはならない
いまこそ日本は世界に本当の歴史を教えるべきだ
歴史はイデオロギーではない。
ところが、中国・韓国にとっては歴史こそは政治にほかならない。
事実を歪めてでも自国の利益を拡大しようとする儒教イデオロギーによるプロパガンダの手段が彼らにとっての歴史なのだ。
しかし、現代中国が誕生してから七〇年以上が経って、ようやく歴史の真実が明らかになりつつある。
実はいまの中国人のアイデンティティは清朝という満州人によってつくられた国家にルーツがある。
清朝史以降しか中国には歴史などなかったのである。
清朝支配層の故郷である満洲は、二○世紀初めまで、漢地とは別の土地と認識されていた。
それゆえ日本が日露戦争に勝利して満洲に出て行き、満鉄を使って現地に投資したことを「侵略」だと断定することなどできないのだ。
ところが、中国は「満洲帝国」について、日本の侵略という一語で日本を批判する一方で、モンゴル人もチベット人もウイグル人も黄帝の子孫の中華民族なのだから、「祖国に復帰」させたのだと倒立させた美辞麗句で自らの植民地支配を正当化している。
しかし、中国という共産党一党独裁国家の政治体制や歴史的裏付けのない勝手な言い分が白日の下にさらされつつあるいま、現代中国の政治的主張を離れて、歴史の真実を根本的に考え直すことができるはずだ。
本書は、満洲帝国の時代を生きた五族の人々にとっての満洲帝国の歴史を掘り起こし、事実をもって冷静に歴史を見直す試みである。
そしてそれは、日本人が自分たちの歴史を取り戻し、将来日本がどうあるべきかを考えるために必要不可欠な作業に違いない。
【著者略歴】
1952年和歌山県生まれ。
京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。
博士(学術)。
専攻は東洋史。
大学院在学中から、東京外国語大学の岡田英弘教授からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、東京大学の山口瑞鳳教授からチベット語・チベット史を学ぶ。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学、常磐大学、国士舘大学、東京大学などの非常勤講師を歴任。
現在、昭和12年学会会長、公益財団法人東洋文庫研究員としても活躍。
著書に『ロシアとは何か』(扶桑社)、『中国・韓国の正体』(ワック)、『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史』(KADOKAWA)、『かわいそうな歴史の国の中国人』『悲しい歴史の国の韓国人』『日本人が教えたい新しい世界史』『皇帝たちの中国史』(徳間書店)などがある。