商品説明
政治
【内容紹介】
世界はあらたなる帝国主義の時代に入りました。
米国、中国、ロシアといった力を持った大国が、自国優先主義をとりながら、棲み分けをするという構図が出来上がりつつあります。
その中で、国家としてどのように立ち振る舞い、生き残りをかけるのか? まさにインテリジェンスの力がこれまで以上に求められていると言えます。
国内では、インテリジェンス機関の本格的な機能強化が始まりました。
本書では2025年1月にトランプ氏がアメリカ大統領に返り咲いた後の現代インテリジェンスの課題について、旧陸軍の傑出したインテリジェンス・オフィサーだった大橋武夫氏が残した名著『復刻新装版 謀略』(時事通信社)を手引きに読み解きます。
インテリジェンスは国家のためのものですが、その技法はビジネスでも家庭の中でも様々な分野で応用できます。
インテリジェンスについて初めて学ぶ人からビジネスパーソン、経営者や外交関係者までおすすめの一冊です。
【内容例】
・新聞などオープンソースから情報を読み解く場合に大事なことは?
・逆問題的な思考の重要性
・重要情報は分散化させる
・性悪説に立ってルールやシステムを作る
・要注意人物を見極める方法
・詐欺師は小さな約束を守る
・謀略を防ぐためには
本書は日本に適合したインテリジェンス機関について考える際のよい叩き台になったと自負しています。
(「おわりに」より)
※本書は、池袋コミュニティ・カレッジで2025年11月に行われた講座(全5回)をもとに、最新情報を加えて書き下ろしたものです。
【目次】
はじめに--5回目の日本の危機が到来した
プロローグ 謀略とインテリジェンス──なぜ今『謀略』を読むのか
第1章 世界情勢と現代のインテリジェンスの特徴
第2章 日本の政治とインテリジェンス──その実力と課題
第3章 新帝国主義時代の『謀略』の重要性
第4章 資料から読み解くオシント実践セミナー
第5章 応用編──仕事と生活で生きるインテリジェンス&謀略の手法
おわりに--米中ロ三国協商時代の到来
【著者略歴】
作家、元外務省主任分析官。
1960年東京都生まれ。
埼玉県立浦和高校卒業後、同志社大学神学部に進学。
同大学院神学研究科修了。
1985年外務省に入省。
在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課主任分析官(課長補佐級)として対ロシア外交の最前線で活躍。
モスクワ大学哲学部客員講師、東京大学教養学部非常勤講師、同志社大学神学部客員教授などを歴任。
『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を、『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
第68回菊池寛賞受賞。
『読書の技法』(東洋経済新報社)、『勉強法 教養講座「情報分析とは何か」』(KADOKAWA)、『天才たちのインテリジェンス』、『賢人たちのインテリジェンス』(共にポプラ社)、『「孫子の兵法」思考術』(新潮社)など著書多数。