単行本(実用) 社会科学 日本の現在地から読み解く「太平洋戦争」 / 保阪正康

1,540JPY
650JPY
0JPY
本まとめ買い対象
数量:
– +
管理番号: BO4975316
発売日: 2025/07/11
メーカー: 有隣堂

商品説明

社会科学
【内容紹介】
戦後80年を経て、戦争指導者や従軍兵士の多くが世を去り、太平洋戦争は文献から考えるしかない「歴史」になりました。
だからこそ今は、誰に気兼ねをすることもなく、戦争世代が残した証言や記録・取材などから、自由に考察を積み重ね、自分なりの冷静な「戦争観」を確立できる時代なのです。
本書では、日本人最後の対外戦争となった太平洋戦争を、改めて日本の「現在地」(置かれた状況)の視点から問い直し、その本質に迫っています。
著者の保阪正康氏は長年にわたり、3000人を超える戦中・戦後を生きた人びとに取材し、その証言と記録をもとに、日本近現代史を多くの著書で問い続けてきました。
本書はその成果を踏まえ、「なぜ日本は、無謀な戦争に突き進んだのか」「なぜ止められなかったのか」を、冷静かつ構造的に検証し、現代日本の置かれた危うい状況を考える上でのヒントを提供します。
全六章のうち、第一章から第四章までは、大日本帝国が太平洋戦争に向かうまでの流れをエポックごとに解説です。
日露戦争、第一次世界大戦の勝利を経て、昭和に入って歯車が狂い始め、対米開戦から敗戦に至る流れを大まかにつかめる構成にしています。
第五章では、太平洋戦争の結果を総括するために、判決後六〇年を経て公開された東京裁判の原資料をもとに考察。
第六章では戦争指導者たちのメンタリティを総括すべく東條英機を中心に論じています。
これからの日本のかじ取りの中心を担う世代に向けて、近現代史研究の第一人者の視点から、平易な言葉で太平戦争の失敗が教える「歴史の教訓」にせまっています。
【目次】
まえがき─歴史として向き合う「太平洋戦争」
第一章 太平洋戦争への道を理解する
第二章 軍部の台頭と国民の支持
第三章 対米開戦はいかに決定されたのか
第四章 太平洋戦争の三年八カ月を整理する
第五章 太平洋戦争の結果を理解する──「東京裁判」が語るもの
第六章 戦争指導者の意識構造──「東條英機」を中心に
あとがきにかえて─「昭和一〇〇年」に想う
【著者略歴】
1939(昭和14)年北海道生まれ。
現代史研究家、ノンフィクション作家。
同志社大学文学部卒業。
編集者を経て作家活動に入る。
2004年、個人誌『昭和史講座』刊行など一連の昭和史研究により菊池寛賞受賞。
2017年には『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文学賞受賞。
2024年、放送文化への貢献により、NHK放送文化賞を受賞した。
膨大な証言取材、資料に依拠した近代史研究で高い評価を受ける。
『東條英機と天皇の時代』(筑摩書房)、『昭和史七つの謎』『昭和史の怪物 七つの謎』(以上、講談社)をはじめ、著書多数。