商品説明
日本エッセイ・随筆
【内容紹介】
鎌倉幕府が編纂した「吾妻鏡」には源頼朝に対して挙兵した「大河兼任(おおかわかねとう)」についての記述があるが、兼任についての古文書が他にないため、いつ、どこで生まれ、どこに住んでいて、どこの土地を支配していたのか、そしてなぜ強大な力(頼朝)に立ち向かったのか…などは諸説あり、謎の多い武将である。
著者は様々な文献を読み進め考察を展開する。
兼任軍水死者は5000人ではなく50人だったのではないか…5000人であれば八郎潟干拓工事の際、縦横細かく走る排水路の掘削で鎧兜が出てくるはず…など史実を考察する面白さを随所で味わえる。
兼任が秋田の県民性にはない気骨のある人物であったとし、秋田県のトップには兼任のような覇気と行動力を学んでほしいと「地方創生」にまで及んで最後の章を締めくくる。
語り口調の一問一答形式で読みやすい、新しい歴史の書。
【目次】
まえがき
一話 大河兼任の謎を探る
一、 大河兼任の挙兵
二、 各市町村史から見る大河兼任
三、 各文献から見る大河兼任
四、 伝説に秘められた大河兼任
五、 6項目の考察
二話 異説・大河兼任
一、 『埋もれた巨人の足跡』
二、 湊氏が述べる「領域」「出自」「秋田大方」「志加渡」
三話 大河兼任挙兵後の経過と結末
四話 『吾妻鏡』から見る義経と藤原氏の滅亡
五話 大河兼任から学ぼう
一、 地方創生の旗を掲げよう
二、 秋田からのミニ主張
あとがき
【著者略歴】
佐藤 晃之輔(さとう こうのすけ)
昭和17年(1942)8月 秋田県由利本荘市東由利老方字祝沢に生まれる
昭和45年(1970)11月 第4次入植者として大潟村に移る
所属団体:大潟村文化財保護審議委員/秋田県文化財保護協会会員/菅江真澄研究会会員/秋田県歴史研究者・研究団体協議会会員