単行本(実用) 農業 シン・オーガニック / 吉田太郎

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管理番号: BO4678276
発売日: 2024/07/16
カテゴリー: 書籍 産業 農業

商品説明

農業
【内容紹介】
世界の食料需給の逼迫が懸念される一方で、カーボンゼロや生物多様性の保全を達成しなければならない。
だがカリやリンも有限でウクライナ危機もあって価格も高騰している。
地球沸騰を回避し、同時に世界飢餓も防ぐ。
この二つの難題を同時に解決しなくてはならない--これが食と農をめぐる現代的な状況だ。
こうした前提には世界的にコンセンサスが得られている。
しかしそれを実現する手法となるとまさに百花繚乱だ。
AIやドローンや人工肉、細胞培養等の先端技術を用いたフードテックがあると同時に、有機農業や自然農法、リジェネラティブ農業などがある。
本書は、なぜ化学肥料や農薬を使わなくとも作物は育つのか? なぜ耕さなくてもよいのか? なぜ多様な植物が必要なのか?--有機農業や自然農法にかかわる“そもそも”の問いに、最先端の科学的知見と篤農家の叡智から縦横に語る。
「危機の本質は、タネを介してつながっている動植物と微生物と土との関係性が断ち切られたことにある」と著者は言う。
食と農、そして環境に関心のあるすべての人に一読をすすめたい。
【目次】
はじめに なぜ、いま、自然への畏敬なのか--断ち切られた関係性のつむぎなおし
序章 自然生態系の創発から見えてきた有機農業のメカニズム
第I部 地球史からみた植物と土とのつながり
第1章 生命誕生とカーボンと窒素の深いつながり
コラム(1)植物と動物の違い
第2章 植物上陸と土ができるまで
コラム(2)動植物の進化と利用元素の変化
第II部 土からみた動植物の健康
第3章 健康であれば作物も家畜も病気にならない
コラム(3)ウイルスの謎
第4章 無化学肥料でも農業はできる?
コラム(4)二酸化炭素と窒素
第5章 リンは微生物のつながりと資源循環で
コラム(5)リンを液肥循環させる
第6章 健康な土は水を浄化し動物も健康にする
コラム(6)ハエと悪臭をなくすBMW技術
コラム(7)土づくりで働くミミズとゴキブリ
第III部 進化からみた微生物とタネとのつながり
第7章 共生の進化と森林の誕生
コラム(8)四季が織りなす落ち葉分解の役者たち
コラム(9)炭はなぜ効果があるのか
第8章 大地再生農業とタネのつながり
コラム(10)雑草論
終章 過去の篤農家の智慧を今の目で見直す
おわりに--真のレジリアンスを求めて
あとがき
索引
【著者略歴】
吉田太郎(よしだ・たろう)。
1961年、東京都生まれ。
筑波大学自然学類卒。
同大学大学院地球科学研究科中退。
東京都および長野県の農業関係行政職員として勤務のほか、長野県農業者大学校教授では土壌肥料学演習も担当。
現在はフリージャーナリストとして活動する。
屋号は「情報屋」。
主な著作は『タネと内蔵-有機野菜と腸内細菌が日本を変える』『コロナ後の食と農-腸活・菜園・有機給食』『土が変わるとお腹も変わる-土壌微生物と有機農業』(いずれも築地書館)など。