商品説明
経済
【内容紹介】
今日、東南アジアおよび南アジア、すなわち「熱帯アジア」における経済発展は目覚ましい。
いまや経済活動の「フロンティア」とされる一方、通説的には従来、「低開発地域」「発展途上地域」と位置づけられてきた、本書は、近現代における熱帯アジアの経済発展の様相を、「人口変動」および「環境・資源」の視点を入れつつ歴史的な視野から考察する。
アジア経済史研究に新しい問題提起をなす試み。
【目次】
序 近現代の熱帯アジアにおける「人口変動」と「資源制約の壁」(脇村孝平)
I 熱帯アジアにおける自然環境と歴史的前提
1 環インド洋熱帯アジアの自然環境と稲(佐藤孝宏)
2 小人口世界における生業変化と人口動態(祖田亮次)
3 南アジア型発展経路の基層とその特質(小茄子川 歩)
4 中世初期の北インドにおける貨幣状況(谷口謙次)
5 多様性の展開と接合(田辺明生)
II 近現代の熱帯アジアにおける経済発展
6 インド洋交易圏の形成と構造、1800~1950年(杉原 薫)
7 海へ下るコーヒーと山に登るココヤシ(太田 淳)
8 植民地期ベンガルの米生産と市場(神田さやこ)
9 植民地時代までの西アフリカ経済(小林和夫)
10 南アジア海運の定量的比較研究(木越義則)
11 「緑の革命」とは何だったのか?(藤田幸一)
あとがき
索引
【著者略歴】
2024年2月現在
大阪経済法科大学経済学部教授・副学長