商品説明
絵本
【内容紹介】
地球上の800万種類をこえる生物種のうち、100万種類が絶滅する危険があると考えられています。現在の絶滅率は、かつての100倍もの速さに加速しています。そして、残念なことにそのおもな原因が人間の活動によるものだといわれています。
大量絶滅ってなに? その原因は? どんな影響が考えられるの?--この本ではそれぞれの問いをあきらかにし、人類がこの地球に生まれてからこれまでの活動が、最近の動物や植物の絶滅の危機にどのようにつながってきたかを考えます。また、この危機をおくらせる、あるいは停止させるための情報や方法も見ていきます。そして、わたしたちがもっと地球にやさしいくらしができるように、自然をもう一度よみがえらせるために何ができるのか、さまざまな案も提案しています。
【目次】
もう、もどってこない/地球上のいのち/「生物種」ってなんのこと?/種の絶滅率/事例研究:恐竜はもういない/わたしたちはみんなこの中に!/絶滅と人類/事例研究:ステラーカイギュウ/人間が多すぎる?/野生生物をおびやかすもの/環境保全/観測をつづける/事例研究:絶滅の危機にある海草類/安全にくらせる場所/野生生物にかかわる法律/現状を知らせる/エコツーリズム/事例研究:臥龍自然保護区/あなたにできることは?/地球上の生物は消えていく?/用語解説/訳者あとがき/さくいん
【著者略歴】
イギリスの児童文学作家。科学、自然、芸術など、幅広い分野の作品を発表している。本作のほか、『パンデミック・プラネット』『リサイクル・プラネット』『ホット・プラネット』などのプラネット・シリーズを執筆。