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日本文学時代小説の名手・諸田玲子が、浮世絵の名作に材を取って、紡いだ極上の短篇七本。安藤広重「目黒太鼓橋夕日の岡」歌川国政「五代目市川團十郎の暫」歌川国貞「集女八景 粛湘夜雨」鈴木春信「縁先物語」葛飾北斎「百物語 さらやしき」喜多川歌麿「深く忍恋」東洲斎写楽「二世市川高麗蔵の亀屋忠兵衛と中山富三郎の梅川」七つの名作から生まれた物語は、男女の喜怒哀楽の表情を濃密に描いた感動作となっている。