商品説明
日本文学
【内容紹介】
日本橋に進出した蔦重は黄表紙で大ヒットを飛ばす。
江戸城では意知が斬りつけられ…
「江戸のメディア王」として時代の寵児となった蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」を完全小説化、ノベライス第3巻。
吉原の耕書堂を人気店にした蔦重こと蔦屋重三郎は、さらに本屋の中心地・日本橋への進出を画策する。
老舗の地本問屋・丸屋を買い取ろうとするが、吉原者は見附内の屋敷を買うことはできない定めがあった。
それでも蔦重は浅間山噴火の際に、日本橋の人々の役に立とうと奔走する。
それを見た丸屋の女将・ていは、だんたんと蔦重を認め、店は蔦重に譲り、自分は出ていく、と言う。
それを聞いた蔦重は、それならば夫婦にならないか、とていに提案するのだった。
蔦重は大田南畝や山東京伝など仲間たちとともに黄表紙を刊行、その中の『江戸生艶気樺焼』は空前のヒットとなる。
江戸の田沼屋敷では田沼意次とその嫡男・意知が、蝦夷地を幕府直轄地にせんと画策していた。
意知は情報を集めようと、花雲助と名乗り色男を演じながら吉原に探りを入れる。
そこで花魁の誰袖と出会った意知は、いつしか誰袖と心を通わせ、身請けの約束をするのだった。
そんな折、田沼親子の失脚を狙い暗躍する何者かが、意知が佐野政言の出世を阻んでいると吹き込み、乱心した佐野は江戸城内で刀を振りかざし、意知に斬りつける。
【著者略歴】
脚本家。
2000年脚本家デビュー。
代表作に「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN -仁-」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」、NHKでは、連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、ドラマ10「大奥」など。
第32回向田邦子賞(「ごちそうさん」)、第22回橋田賞受賞。