商品説明
日本文学
【内容紹介】
◆第一歌集
この闇のむかうの闇に昼も夜も続々のぼる若鮎らゐる
短歌を再開して十五年、妻の死から五年。
これまでの歌をまとめてみました。
(あとがきより)
◆作品抄出
陽光にわが内部(うち)までも照らされぬ拠り所などなきが如くに
天空より来たりしものか空の青翅につけたる青条揚羽
人と人寄り添ひながら灯しをり闇に潤める盆地のあかり
風に乗り鋭き視線地に向くる鳶は今でも狩猟生活
しあはせは君と過した日々のことその頃それをさうと思はざりき
弱りゆく妻の介護をせし日々よ喪ふことを怖れし日々よ
【著者略歴】
1950年 日立市生。
福島県で育つ。
元教員。