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日本文学【内容紹介】長崎県 西彼杵郡 野母崎町高浜幾つもの時代の夏空の下を通り過ぎ東シナ海に寄り添う私が慈しみ愛した村(「引き潮の時」)私は自分の故郷を持てなかった気がする。私が生まれた廃家も幼い頃の記憶が微かに残っているだけだ。しかし、何度も故郷を訪ねているうちに、原風景が生まれてしまったらしい。(あとがき)戦後80年、祖父母、父母の世代の引揚げの記憶を継承する。