商品説明
日本文学
【内容紹介】
夜にはまだ浅き落陽の丘にいて空のために飛ぶ鳥を見ていた
陶片に差す光と出あうとき
キラリと歌が生まれ軽やかに空を飛ぶ
【収録歌より】
全部が要らないんじゃない無残だねシュレッダーの見えない刃(やいば)
採血の瓶の日付は整列し同じに見える今日にさよなら
生命はガラスの瓶に納まったいちばん静かな壊れものです
ふあんふあんひらがなにしたら軽やかで不安がふあんと無くならないか
?ごうと思わずふれる夜の手はこたつの足より寂しいんだよ
【著者略歴】
1962年 岐阜県多治見市笠原町に生まれる
1998年 父親の病室で短歌を作り始める
2003年 未来短歌会に入会(加藤治郎に師事)
2019年 第一歌集『水のために咲く花』刊行(書肆侃侃房)