商品説明
日本文学
【内容紹介】
◆第一句集
恵方巻かぶりつけよと言はれても
対象を当意即妙に俳句に収めながら、どの句にも歯切れのよいすがすがしさを感じる。
(序より・小川軽舟)
◆自選十句
剪る前に鳴らす鋏や霜柱
明易し宿に潮の時刻表
夕河岸の床氷塊を走らしむ
山の日に飛び交ふものや落し水
カツ丼の味の濃かりし荷風の忌
霧とぶや白山ふうろ踏むまじく
夕菅や音も二輛の小海線
螢火や不意にわが身の腥き
冬あたたか佃煮さげて佃島
息深く辛夷のもとに悼みけり
【著者略歴】
昭和12年 11月28日 群馬県桐生市生れ
昭和15年 (3歳より)高知県四万十市
昭和55年 「鷹」入会
昭和62年 「鷹」同人
俳人協会会員