商品説明
日本文学
【内容紹介】
明治半ば、時代に抗うひとりの芸妓がいた
名妓・お良は向島に「理想の花街」を築く夢を追う。
江戸前の誇りを貫く女の粋を、下町の四季とともに鮮やかに描く感動作。
累計360万部突破「青柳剣一郎」シリーズの著者、珠玉の連作時代小説
明治半ば、住信銀行頭取の村岡喜平にひかされた名妓・お良は、庭先に現れた謎の男・政二郎と惹かれ合う。
密かに逢瀬を重ねる中、元勲・伊藤博文が起こした事件に絡み、村岡が暗殺される。
嫌疑をかけられた政二郎に、お良は別れを余儀なくされ……。
断ち切れぬ恋慕を胸に、向島に見世を持ち、理想の花街を築こうとしたひとりの女の愛と哀しみの連作集。
【著者略歴】
1947年、東京生まれ。
83年「原島弁護士の処置」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。
87年『絆』で日本推理作家協会賞を、90年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞する。
近著に『飛べない鴉』『完本 二十六夜待』『夏河よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎』(祥伝社文庫)がある。