商品説明
日本文学
【内容紹介】
今川義元の子・氏真、北条家の四男・氏規、信玄の長子・義信……
知られざる傑物に光をあてる
今村翔吾、初の短編小説集
(声優・アーティスト)斉藤壮馬さん推薦
心ひとつで「才」は形を変える。
そこに勝敗も貴賤もない
父義元を討たれ、今川彦五郎氏真は家督を継ぐ。
しかし、隣国に圧迫され没落の一途を辿ってしまう。
そんな暗愚と評される氏真を、妻の由稀だけは信じていた。
苦難の中、氏真と由稀は近江で童たちの師となり、未来に明るい光を見る。
だが、童らに悲劇が--。
蹴鞠と和歌を愛す氏真が、天下人信長に示した心意地とは(「蹴れ、彦五郎」)。
誰もが持つ、輝く才を描いた八編。
【著者略歴】
1984年、京都府生まれ。
ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、2017年、火消の活躍を描いた本シリーズ第一作『火喰鳥』でデビュー。
『童の神』が第160回直木賞候補に。
20年『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞を受賞。
22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。
今最も活躍を期待される歴史時代作家である。