日本文学 日本文学 神田のっぴき横丁 1 殿様の家出 二見時代小説文庫

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管理番号: 3Z201698
発売日: 2022/06/25
メーカー: 二見書房
著: 氷月葵

商品説明

日本文学
二見時代小説文庫/江戸は神田にある一本の横丁。そこはのっぴきならなくなった人がやってくる通称「のっぴき横丁」だ。横丁で暮らすのは、藪医者、公事師、金貸し、代書屋、鍵屋、拝み屋、口利き屋、謎の老夫婦などなど。旗本を隠居した真木登一郎も、そこで暮らすことになった一人である。ゆくゆくは町奉行とまで目されていた大身の殿さまであったが、根が一本気な質で幕府の政策や役人事情に嫌気がさし、それを口にしたために左遷されそうになり隠居を決めたのだ。時は天保十三年。厳しすぎる法令の数々に、人々は困り、戸惑い、怒っていた。そんな人々が様々な揉め事を抱えてのっぴき横丁にやってくる。横丁でよろず相談と易者をやっている浪人の永尾清兵衛は、実は北町奉行所の遠山金四郎とは懇意の仲。複雑な家庭の金四郎が街で遊んでいたころ、のっぴき横丁によく来ていたのだった。横丁が気に入り、住み始めた真木登一郎も持ち込まれる事件に自ら飛び込んでいく!新シリーズ、第1弾!