商品説明
【内容紹介】
聖女である妹と比較され、ずっと父親から虐げられてきた令嬢リーシャ。
生きる意味も感じられず、亡き母親に託された夢である秘薬の生成に取り組んでいた。
そんなある日、彼女はついに聖女にしか生成できないはずの薬を創り出すことに成功する。
その矢先、聖女に助けを乞いに来た辺境伯シュラウドにその実力を見出され、あれよあれよと辺境伯領へと旅立つことに。魔獣の襲撃に脅かされていた辺境伯領の様子と、初めて彼女を評価してくれたシュラウドのために一念発起したリーシャによって怪我人は瞬く間に減り、ついでになぜか魔獣の襲撃自体も減っていくように。すべてが順調な中、優しく気高いシュラウドにリーシャは心惹かれていき--
【著者略歴】
滋賀県在住。2023年『辺境伯様は聖女の妹でなく薬師の私をご所望です』を出版。実家で飼う猫と柴犬と会うのがなによりも楽しみ。趣味は読書と散歩。