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彼女はどんどん、消えていく。中学生の北斗には親がいない。たった一人血の繋がった姉は毎晩働きに出ており、結果、北斗は夜に出歩くことが多かった。そんな夜の町で出会った少しだけ年上の少女・ユリ。北斗とユリは少しずつ交流を重ねていくが、ある日、北斗の姉に重大な病気が見つかってしまう。そして、ユリは姿を消した。この世で一つ、なんでも消せる。でも消すたびに自分が一つ消えていく。そんな兵器な少女と、なんでもない少年の物語。