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その他諸国エッセイ・随筆
【内容紹介】
賈平凹は一体誰なのか?
ノーベル文学賞作家莫言と並び称される、中国現代文学の最も偉大な作家である。
いや、むしろ「莫言を越えた最高峰である」と評価されている作家だ。
1952年生まれ。
大学時代に処女作を発表し、出版は600余種に至るとされる。
高いクオリティの作品を量産する賈平凹は、現代中国文壇でも、他の追随を許さない第一人者である。
賈平凹は小説家以前に稀代の文章家である。
その文章家の器量は賈平凹の散文(随筆)に徹底して余すところなく表わしている。
「東アジア最後の文人」としての賈平凹の散文の特徴は、「真情」である。
彼は散文の命は「真情」とみなし、文章の命は「真実」を除いては存立しないとしている。
第四部は、著者と賈平凹氏が、2016年と2018年に行った対談の要約である。
その内容は、賈平凹氏の人物、作品、文学観を含めさまざまな賈平凹の内面世界、精神史的記述とも言える。
本書誕生には、中国現代文学の最高峰に立つ賈平凹の文学世界を、日本にどのように紹介するかを大きな研究課題のとして取り組んできた著者の思いがあった。
賈平凹氏の魅力を余すことなく引き出している。
【目次】
まえがき
第一部 賈平凹の文学帝国
第二部 東アジア最後の文人的作家
第三部 賈平凹の作品世界
第四部 賈平凹と金文学の対談
「中国的パノラマ文学を」
第五部 彼自身による賈平凹
第六部 賈平凹作品略年譜
附 録 賈平凹研究書リスト
【著者略歴】
比較文化学者、文明批評家、書画収藏家、日中韓国際文化研究院長。
1962年、中国の瀋陽で韓国系中国人3世として生まれる。
85年、東北師範大学外国語学部日本語科卒業。
大学講師を務めたのち91年に来日し、同志社大学大学院、京都大学大学院を経て2001年、広島大学大学院博士課程修了。
広島文化学園大学、福山大学、安田女子大学などで教鞭を執る。
2004年に日本に帰化し、日中韓3国で執筆、講演活動中。
令和2年度東久邇宮文化褒章受賞。
「東アジアの鬼才」と呼ばれるなど、その言論活動はアジア各国で高く評価されている。
著書『日本人・中国人・韓国人』(白帝社)、『祖国の英雄を「売国奴」と断罪する哀れな韓国人』(ビジネス社)、『韓国人が知らない安重根と伊藤博文の真実』『中国人が明かす中国人の本性』、『日本国民に告ぐ』(以上祥伝社)、『新「NO」と言える日本』(高木書房)、長篇小説『天馬のクロニクル』(ガリバープロダクツ)など、日中韓3国で出版した著書は100冊を超えている。
東アジア文化圏における講演は700回を超えている。
日本と韓国のYouTubeテレビにも多数出演中。