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日本エッセイ・随筆
今こそ読まれるべき「人間・中村」の真実。日本国籍のキリスト者でありながら、イスラム圏の人道支援に命をかけ、まさに多文化共生を体現した医師・中村哲。アフガニスタンの干ばつ地帯に用水路を作り、何十万人もの命を支えた末、現地で何者かの襲撃を受けて命を落とすという劇的な人生を送ったこの男は、どのように生まれ、育ち、学び、支えられ、生き抜いたのか……。その生涯において中村が巡り合い、深く関わった様々な人びとによる証言を集めるべく、著者は国内外で約5年に渡る取材を敢行。延べ100人を越える関係者が、それぞれの「中村哲」について思いを込めて語った先に、かつてないほどにくっきりと、滋味に溢れた「人間・中村」の姿が立ち上がる。その生い立ちから死の直前までを多面的・重層的に描き出す圧巻の452ページ。中村哲研究の決定版とも言うべき渾身のルポルタージュ。【目次】プロローグ 水が天に昇る谷第一章 革命の炎第二章 同志第三章 浸礼--永遠の別れ第四章 青春漂流第五章 失われた世代第六章 空爆とナン第七章 冬の陣第八章 口紅第九章 カカムラ!第一〇章 帰還あとがき 神と出会った人、神になりたかった人