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建築学
【内容紹介】
橋から近代の都市デザインを読む。
「水都大阪」は江戸時代に豪商や有力な藩により堀川の整備が進められ、道頓堀川をはじめ多くの堀川が開削される。
そして、200あまりの橋が架けられ、その多さから「浪華八百八橋(なにわはっぴゃくやばし)」と呼ばれていた。
近世の橋の多くは木橋であったが、1921(大正10)年の「第一次都市計画事業」により橋梁が面的に整備されるようになり、都市の近代化の様相に大きな影響をもたらした。
橋の計画や設計といったデザインにまつわる当時の論考や図面や写真をもとに、史実を紡ぎ、都市デザインとしての考察や解釈を試みる一冊。
【目次】
第1部 第1章 近代の都市デザインと橋のかかわり
第2章 近代の都市計画事業に伴う都市スケールでの橋の架設と展開
第3章 大阪市の橋の構造形式にみる空間的展開
第4章 大阪市の橋の意匠にみる空間的・時間的展開
第5章 橋のデザインに関わった技術者・建築家と都市デザインへの昇華
第2部 図集
大川(旧淀川)/堂島川/土佐堀川/東横堀川/西横堀川/長堀川/道頓堀川/木津川/江戸堀川/京町堀川/阿波堀川/海部堀川/薩摩堀川/立売堀川/堀江川/天満堀川/高津入堀川/難波入堀川/鼬川/百間堀川/聖天川/正連寺川/尻無川/境川運河/西堀運河/七瀬川/猫間川/その他/陸橋
【著者略歴】
阿久井康平(あくい・こうへい)
大阪公立大学大学院現代システム科学研究科准教授。
博士(工学)。
1984年生まれ。
中央復建コンサルタンツ株式会社を経て、大阪市立大学大学院後期博士課程修了。
富山大学都市デザイン学部助教などを経て現職。
中之島ブリッジテラス実行委員会。
著書に『生きた景観マネジメント』『グローカル時代の景観デザイン』(ともに共著、鹿島出版会)など。
2020年度デザイン学会年間論文賞、2017年度前田記念工学振興財団前田工学賞受賞など。