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医学
【内容紹介】
犬と猫の腫瘍の要点を理解したうえで、正しい手順で診療を進め、
腫瘍を「見逃さない」、生検を「無駄にしない」、飼い主に「正確に伝える」力が身に付く一冊。
診療前に知っておくべき腫瘍の基礎知識と診療の進め方を豊富なビジュアルとともに解説。
さらに各腫瘍の診療の流れをフローチャートで紹介し、ひと目で診療の方針が理解できる。
【本書の特長】
●腫瘍ごとに臨床徴候や検査所見などを整理。
各腫瘍の「概要」がよくわかる!
部位ごとに発生頻度の高い腫瘍を取り上げ、その特徴や知っておくべき基礎知識を解説。
腫瘍ごとの要点を理解することで、多様な症例に対応する力が身に付く。
●【フローチャート】で診療の進め方がひと目でわかる!
検査・診断から治療・予後までをフローチャートで紹介。
今後の治療法の選択肢や進め方、および予後がひと目でわかり、飼い主へのインフォームにも役立つ。
「進める上での注意点」や「インフォームのポイント」など、診療を進める上で気を付けたいポイントについても紹介。
【目次】
1 総論 ~腫瘍診療に臨む前に~
腫瘍診療における問診と身体検査
腫瘍に関連する徴候(腫瘍随伴症候群)
腫瘍のステージング
生検方法
治療方針の決定と意思決定支援
代表的な腫瘍治療
2 体表腫瘍
1 代表的な体表腫瘍とその概要
犬と猫の体表腫瘍
犬の軟部組織肉腫
猫の注射部位肉腫
犬の乳腺腫瘍
猫の乳腺腫瘍
2 体表腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:体表腫瘍の場合
フローチャート:犬の軟部組織肉腫の場合
フローチャート:猫の注射部位肉腫の場合
フローチャート:犬の乳腺腫瘍の場合
フローチャート:猫の乳腺腫瘍の場合
3 鼻腔腫瘍
1 代表的な鼻腔腫瘍とその概要
犬の鼻腔腫瘍
猫の鼻腔腫瘍
2 鼻腔腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:リンパ腫以外の鼻腔腫瘍の場合
フローチャート:鼻腔型リンパ腫の場合
4 眼の腫瘍
1 代表的な眼の腫瘍とその概要
犬と猫の眼瞼腫瘍
犬と猫の眼球腫瘍
5 口腔内腫瘍
1 代表的な口腔内腫瘍とその概要
犬の口腔内腫瘍
猫の扁平上皮癌
2 口腔内腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:犬の口腔内腫瘍の場合
フローチャート:猫の口腔内腫瘍の場合
6 脾臓腫瘍
1 代表的な脾臓腫瘍とその概要
犬の脾臓腫瘍
猫の血管肉腫
2 脾臓腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート
7 肝臓腫瘍
1 代表的な肝臓腫瘍とその概要
犬の肝臓腫瘍
猫の肝臓腫瘍
2 肝臓腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート
8 消化管腫瘍
1 代表的な消化管腫瘍とその概要
犬の消化管腫瘍
猫の腸腺癌
2 消化管腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:胃・腸管腫瘍の場合
フローチャート:肛門腫瘍の場合
9 尿路腫瘍
1 代表的な尿路腫瘍とその概要
犬と猫の腎臓腫瘍
犬の膀胱腫瘍
猫の膀胱腫瘍
2 尿路腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:腎臓腫瘍の場合
フローチャート:犬の膀胱腫瘍の場合
フローチャート:猫の膀胱腫瘍の場合
10 生殖器腫瘍
1 代表的な生殖器腫瘍とその概要
犬の前立腺癌
犬の精巣腫瘍
犬と猫の卵巣・子宮腫瘍
犬と猫の膣・外陰部腫瘍
2 生殖器腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:犬の前立腺腫瘍の場合
フローチャート:犬の精巣腫瘍の場合
フローチャート:犬と猫の卵巣・子宮腫瘍の場合
11 内分泌腫瘍
1 代表的な内分泌腫瘍とその概要
犬の甲状腺腫瘍
犬の副腎腫瘍
犬の膵内分泌腫瘍
犬の上皮小体腫瘍
猫の内分泌腫瘍
2 内分泌腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:犬の甲状腺腫瘍の場合
フローチャート:犬の副腎腫瘍の場合犬の
フローチャート:犬のインスリノーマの場合
12 骨腫瘍
1 代表的な骨腫瘍とその概要
犬の骨肉腫
猫の骨肉腫
2 骨腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート
13 胸腔内腫瘍
1 代表的な胸腔内腫瘍とその概要
犬の胸腔内腫瘍
猫の胸腔内腫瘍
2 胸腔内腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:肺腫瘍を疑う場合
フローチャート:胸腺腫を疑う場合
14 肥満細胞腫
1 肥満細胞腫の概要
犬の肥満細胞腫
猫の肥満細胞腫
2 肥満細胞腫の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:犬の肥満細胞腫の場合
フローチャート:猫の肥満細胞腫の場合
15 リンパ腫・白血病・形質細胞腫瘍
1 代表的なリンパ系腫瘍とその概要
犬の高悪性度リンパ腫
犬の低悪性度リンパ腫
犬と猫の白血病
犬と猫の形質細胞腫瘍~多発性骨髄腫・骨髄腫関連疾患~
2 リンパ系腫瘍の診断の進め方・治療方針の決め方
フローチャート:犬のリンパ腫の場合
フローチャート:猫のリンパ腫の場合
フローチャート:白血病の場合
フローチャート:犬の多発性骨髄腫・猫の骨髄腫関連疾患の場合
【著者略歴】
田川道人
岡山理科大学獣医学部獣医学科 准教授(医獣連携獣医分野 臨床病理学講座)
獣医師、博士(獣医学)、日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医I種
1984年、北海道札幌市生まれ。
2009年に帯広畜産大学畜産学部獣医学科(現・帯広畜産大学畜産学部共同獣医学課程獣医学ユニット)を卒業後、一次診療に従事した後、岐阜大学大学院連合獣医学研究科(獣医学専攻)に進学し、2014年に大学院を修了。
その後、北海道大学獣医学部先端獣医療学教室(博士研究員)、帯広畜産大学動物医療センター(特任助教、助教)を経て、2022年に岡山理科大学に着任。
2024年より現職。
2019年より日本獣医がん学会獣医腫瘍科認定医認定委員、2021年より同学会の代議員を務めている。
専門科目は獣医内科学(腫瘍内科)、臨床病理学。
研究テーマは、産業動物および犬・猫の血液疾患と腫瘍性疾患の診断、病態解析。
また現在は、愛玩動物看護師と連携した飼い主と動物の緩和ケア獣医療の確立を目指している。